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社会保険労務士個人情報保護事務所

Column
経営の知恵袋− 七転八起 −

2018.07.27

就業規則きちんと運用されていますか?

就業規則

こんにちは。

社労士りえこです。今年は猛暑いえいえ酷暑で世の中の熱中症が心配になる毎日です。

顧問先様で熱中症が…労災が…と寝苦しい夜、夢にまで出てきました(^^;
皆様、くれぐれも給水・塩分・休息をとって体をいたわってくださいね!
さて、皆様の会社では就業規則をどのように運用していますか?作っているけど保管しているだけという話をよく聞きます。
日々、お客様からの人事労務管理のご相談を受ける中で、多くそして深刻なのが社員さんとのトラブル対応ですが、そのほとんどが就業規則の運用を間違えているために発生している問題です。

そこで、今回は、就業規則と実際の運用についてお伝えしたいと思います。

これは人事労務管理のコツでもあります。

就業規則はなぜ重要なの?

就業規則は会社のルール・方針・社員さんとの約束事です。
全員がいつでも働く上でのルールを見ることができ、それに従って日々仕事をすることができる!ここに意味があります。

アイアールでは、社長ご自身の理念や方針をヒアリングして就業規則を作成しています。
もちろん、就業規則の中には、法律で決められた必須の記載事項はあります。しかし、それ以外のことも書いてよいのです。というよりも、書かなければなりません。
社員さんにやってほしいこと、逆にやってほしくないこと、どんなことでも書いていけば、それが会社の方針となっていきます。

法律に反しない限り、自由です!会社のルールブックとして就業規則は重要です。

人事労務管理上のトラブルが発生する原因

さて、ご相談を受ける中で共通しているのが、ルールが甘く(というよりもルール化されていない)運用もなされていない、自社にあっていないという点です。
就業規則について、社長さんや管理職ご自身がわかっていない理解していないこともあります。
しかし、このような例はあまりにも多く、よくあるケースとして、どこかの会社の就業規則をそのまま自社用にしてしまったので理解ができていないという例があります。
社長の理念・考え方を吟味せず、そのまま丸写しにしてしまったため、このようなことが起きてしまいます。
自社に合っていない、誰もが理解していない就業規則では運用する以前の話となりますね。

運用はどうしたら良いの?

経営のために就業規則をきちんと運用して、良い会社を作っていこうとしてもいろんな壁にあたります。

・会社側としても社員に再三の指導はしにくい。
・だんだん問題社員に言いづらくなる。
・まわりのまとめ役としての立ち位置がしんどい。
・言う人VS言われる人の感情問題でぶつかり合う。
・言い方がこなれていないとパワハラやモラハラのハラスメント問題に発展するケースがある。

生産性を上げて、社員さんに気持ち良く働いてもらうことが会社にとって一番ですね。
アイアールには就業規則運用代行サービスがございます。
このサービスは会社さんに代わって社員さんへ服務規程違反を伝えます。
会社さんが伝えたいことを社員さんに説明する等、内容が多岐にわたります。
このサービスについて聞いてみたいと思われたら是非、アイアールまでご一報を!
一緒に良い会社を作っていきましょう!!