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社会保険労務士個人情報保護事務所

Column
経営の知恵袋− 七転八起 −

2018.06.22

6月ですね!梅雨ですね!住民税変更の時期ですね!

給与計算

こんにちは、今回はアイアールの給与番長しょうこがコラムを担当させて頂きます。
最近は雨が多くて洗濯物も乾かないし、通勤で雨に濡れるし、傘の骨は折れるし、皆さんもジメジメと憂鬱な日々をお過ごしでしょうか………え?私だけ?あらやだ。

6月は新年度の住民税控除が開始されます

余談はさておき、6月といえば‥‥?
そう、住民税が変更になる時期ですねー!
皆さん、お手元に住民税の決定通知書は届いていますか?
「あー今年も住民税高くなってるよ。嫌だなぁ」と嘆いているそこのアナタ!
去年のお給料が多かったんですね?羨ましい!

何を隠そう、住民税の金額は昨年1年間の所得金額により増減するものなのです。
そのため、給与が多かった次の年は住民税が高くなる、というアメとムチのような仕組みなのですね。
しかし、私たちはそれぞれの市区町村に大変お世話になっているわけですから、こればかりは仕方がありませんね。

認知度が上がってきた「ふるさと納税」のハナシ

さて、ここで最近よく耳にするふるさと納税についてお伝えしたいと思います。
既に利用している方も多いと思いますが、「たまに聞くけどよく分からないからやってない」という方のために、簡単にご説明させて頂きます。

ふるさと納税とは、地方自治体への寄付金制度の事を言います。
住民税は、現在住所地のある市区町村へ納税を行うものですが、「就職で生まれ故郷を離れて暮らしているけれど、出来るなら実家のある町へ納税したい」という思いを形にできる制度なのです。
更に、自分が寄付した金額をどのような使い道で役立ててほしいかを自分で選ぶことが出来ます。
そして、一番よく耳にするのが、そう!「返礼品」ですね!
「あの自治体は返礼品が豪華らしい」とか「あれが欲しいからこの自治体に寄付する」とか。
寄付をした自治体からありがとうの気持ちを込めて贈られるもの、それが「返礼品」です。
お肉やお米、高級フルーツや化粧品、旅行券や一日村長の権利まで、市町村によってその種類は様々です。

住民税とふるさと納税の関係

あれ?住民税の話してなかった??と思ったそこのアナタ!‥‥鋭い!!
そうなのです。住民税の話から急に飛んだふるさと納税の話ですが、これがとっても深い関係で結ばれているものなのです。
今回はコラムなのでとてもざっくりとした説明になりますが(手抜き)、簡単に言えば「ふるさと納税で寄付をした分だけ住民税(所得税)が安くなる」という仕組みになっています。

それだけ聞くと、「なんだ、住民税の一部を好きな市町村へ寄付できるというだけの仕組みなのか」と思ってしまいそうになりますが、私、先ほど何の話をしていたか覚えていますか?
‥‥‥そう、返礼品です。へんれいひん。ふふふ。
住民税として全額納税した場合には無かった返礼品が、寄付金にすることでプラスになるのですねー!これはお得!!

例えば、もともと納税する予定だった住民税30,000円を寄付金としてふるさと納税すると、次の年の住民税が約30,000円分(自己負担額が2,000円あります)そのまま減額になり、そこに返礼品が貰えるということですね。

興味があれば一度調べてみる価値アリ!?

今回お伝えしたのはふるさと納税についてですが、もちろん自分の住んでいる自治体に納税したい方もいらっしゃると思いますので、全ての人におすすめするものではありませんが、もし少しでも興味を持っていただいたのであれば、専用サイト等で調べてみるとお得な情報がゲットできるかもしれませんよ♪

アイアールはとっても身近な労務事務所なので、給与計算の合間にこんなちょっとした世間話もできちゃいます。
ふるさと納税のついでに、アイアールに給与計算任せてみませんか?
興味を持って下さった会社様からのお問い合わせを是非お待ちしております!