2019.04.26
定着率をアップさせよう
個別経営塾, 相談顧問
4月もいよいよ後半に入り、やっと暖かくなってきましたね。新入社員を採用し、気持ちも新たに新年度を迎えられた企業様も多くあることでしょう。そして今頃、どの企業様でも新入社員の方々が奮闘されている姿が目に浮かびます。
さて今回のテーマはそんな入社の時期にぴったりの「求人とその後の定着率」についてです。
どんな求人が選ばれる?!
現在、さまざまな求人媒体が普及し、求職者は求人情報を容易に得られるようになりました。ではそんな中で選ばれる求人とは一体どんな求人なのでしょう?
大事なポイントは、求職者が入社した後の自分の姿をどれくらいイメージ出来るかどうかです。では、求人サイトに掲載する写真を例に挙げてみましょう。
・A社は会社の外観の写真を1枚だけ掲載
・B社は業務をしている社員の様子・会議室・休憩室・トイレなどの写真を複数枚掲載
どちらがイメージしやすいかは言うまでもありませんね。たったこれだけの違いでと思うかもしれませんが、休憩室やトイレなどは普段従業員の方々が使用する場所。ここがきれいに清掃されていれば、しっかりしていてきめ細かい気配りの出来る会社という良いイメージが膨らみます。逆に仕事をするデスク周りが煩雑で整理整頓されていなかったらどうでしょう。片づけすらできない会社なんだと悪いイメージが膨らみます。
だったらそんな写真を掲載しなければいいと思うかもしれませんが、結果は一緒です。入社すれば結局その現実を目の当たりにするからです。
今回、分かりやすく写真を例に挙げましたが、他にも実際に働いている人の体験談や社長からのコメントなど、より多くの情報があればあるほど求職者は自分がそこで働いた場合の姿をイメージできるのです。
誰でも何もわからないところへ飛び込むことはとても不安です。少しでもその会社の雰囲気を感じ取ることができ、さらには「ココで働いてみたい」と思ってもらえるポイントがその中に隠されていればその求人活動は成功と言えるでしょう。
ギャップをなくすこと!!
晴れて採用になった社員の方がもしすぐに辞めてしまったとしたら、がっかりですよね?!せっかく時間や経費をかけて採用・教育したのに会社にとって大損失です。では、何故辞めてしまうのでしょう?
もちろん人によって退職理由はそれぞれだと思いますが、入社後すぐの退社は概ね「思っていたのと違った」からではないでしょうか。では、それを防ぐためにはどうしたらよいでしょう。
それは、入社する人のイメージと実際の会社との間のギャップをなくすことです。だからと言って、求人の段階で与えるイメージに偽りがあってはなりません。ありのままの会社を開示し、その姿を維持するために常日頃からの努力は必要です。しかし、その努力こそが会社がより良くなり、社員が長く働ける環境づくりに繋がるのではないでしょうか。
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