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社会保険労務士個人情報保護事務所

Column
経営の知恵袋− 七転八起 −

2019.04.11

会社の業務効率を向上させるには?

個別経営塾, 労働・社会保険関連手続き, 給与計算

 こんにちは。アイアールネットワークの岡﨑です。

先日、ついに新元号が発表されましたね!

新しい時代が始まるんだなあと思うと、身が引き締まります。

 

新しく変わったことといえば、2019年4月から、働き方改革関連法の改正によって、年10日以上年次有給休暇が付与される労働者に対して、年5日以上を取得させることが義務付けられました。

 

アイアールでは先日、法改正に伴い、有給管理についてのセミナーを開催しました。

セミナーに参加された方からは、有給管理の仕方や、社員の有給取得による業務計画への影響など、幅広いご相談をいただきました。

 

有給の取得が義務付けられても、業務量はこれまでと変わらないため、たとえば、今まで有給を取得していなかった人は、年5日分早く業務を終わらせなければなりません。

 

かといって、働き方改革により、残業の規制も進められているなかで、有給5日分の残業を増やすという方法は、会社にとっても、働く社員にとっても、難しい課題になっているのではないでしょうか。

限られた時間のなかで、いかに成果をあげるか。

これからの時代は、今まで以上に労働時間の量より質が重視され、会社全体として業務の効率向上が求められます。

ひとことで効率を上げるといっても、急に業務をこなすスピードを上げたり、便利な機材を取り入れたりなんて、現実問題として難しいところですよね。

 

では、今でも十分フルスピードで働いている社員の方々の、業務の効率を上げるにはどうしたらよいか。

それは、普段の業務を見直すところにヒントがあるのではないかと考えます。

 

製造業でよく言われている、ムリ・ムダ・ムラは働くうえでとても負担になります。普段当たり前のように行っているひとつひとつの作業に、ムダがないか?と考え、ひとつずつ解消していくことで、1分でも1秒でも時間が生まれる可能性があります。

そしてそれは、会社にとってもちろんメリットですが、働く社員にとっても、大きなメリットになります。

全員参加で考える

アイアールでは、パートも社員もキャリアも関係なく、全員が知恵を絞ることを求められます。

働くなかで気づいたことがあれば、伸びしろと捉らえて、改善の提案をしていきます。

その“気づき”には上下関係がありません。

みんなが良くなることであれば誰の意見でもどんどん提案を取り入れていきます。

 

今現在、働きやすいこの環境も、先輩たちが知恵を絞って、試行錯誤してできた産物です。

私自身も入社して浅いですが、日々知恵を絞るよう努めています。

社員全員が真剣に知恵を絞れば、会社はいくらでも成長できると思います。

 

自分は関係ない、なにを言っても会社は変わらない。なんて、

考えることを諦めている社員の方はいらっしゃいませんか。

同じ会社で働く人であれば、全員がなにかに気づく可能性を秘めています。

改善のヒントを得る機会を逃してはもったいない!

 

どんな声にも、積極的に耳を傾けようとする社風は、働く社員の方々のモチベーションを上げ、みんなでより働きやすい環境を目指すことができるのではないでしょうか。

アイアールでは、人材育成や組織制度、助成金などの経営支援、労務トラブルや人材確保などのご相談、給与計算や手続きなどの業務委託などいつでも受け付けております。

ぜひお問い合わせください。