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Column
経営の知恵袋− 七転八起 −

2019.02.06

就業規則を見直すことで従業員が長く働きやすい環境に!?

就業規則

こんにちは。アイアールの新人、岡崎です。

皆さまは“働きやすい環境”と言われたら、どんな環境を思い浮かべますか?

 

風通しのよいオフィス

バースデー休暇などの特別休暇

優秀社員への表彰制度

充実した飲食スペース

 

など…

人によって様々な意見が上がるかと思います。

会社にとっては、導入に時間もお金もかかり、負担になるものもたくさんあります。

 

私がアイアールに入って感じた働きやすいポイントは、

きめ細かく定められたルールでした。

 

それは業務だけに関わらず、ポットにお湯を足すタイミングや、掃除の分担など、業務外で従業員全員が迷うことなく、気持ちよく働くために作られたものでした。

働きやすい環境とは?

私はアイアールに入って、“ルールとは人を縛るものではなく、動きやすくするものだ”と考えるようになりました。

例えば先ほど挙げたポットのお湯を足すタイミングが決まっていなく、気づいた人がやることになっていたら…

きっと、いつも決まった人がやってくれるようになっていたでしょう。

「いつも私ばっかり。」と心のなかで不満があるかもしれません。

 

このように、明確にルールが決められていることは、働きやすさにつながると思います。

 

はじめは誰でも相思相愛

会社に新しく人が入社することになったとき。

入社したいと思って応募した人と、会社側が必要としている人材が一致したということ。

つまり、はじめは誰でも会社と相思相愛のはずです。

 

お互いに長く働きたい、働いてもらいたいと思っています。

それでも、いろんな事情で会社を去ってしまう人がいます。

 

そのひとつのカギが就業規則だと考えます。

就業規則は、会社のルールブックであり、会社と従業員がそれぞれ守るべき規則や法律が明文化されているものです。

ルールのない会社や、ルールがあっても機能していない会社では、

従業員の各々が判断して“なんとなく”や“社長や上司の顔色を窺って”動くことになるでしょう。

 

その結果、あいまいさが不透明さを生み、会社と従業員の間に大きな溝を生み出しまうことになりかねません。

 

逆に、就業規則がしっかり定まっていることで、従業員は悩む必要がありません。

決められたルールの中で100%のパフォーマンスを発揮することができます。

就業規則ってどんなもの?

就業規則に関してこんなデータを見つけました。

「自分の会社の就業規則を読んだことがあるか?」

という問いに対し、約90%の人が読んだことがない、または、読んだことはあるが理解していないと答えたそうです。

 

私自身、アイアールに入るまで、就業規則を読んだことはありますが、いまいち理解できずにいました。

就業規則は会社を守るものだと思っていました。きちんと理解したいと思いませんでした。

 

しかし、本当は、従業員に対する義務だけでなく、権利についても記載があります。

また、これは社長のきまぐれで変動するようなものではなく、法律に基づきしっかりと条文化されたものです。

オープンな就業規則で風通しの良い会社へ

では、どんな就業規則があればよいのでしょうか。

先ほどお伝えした通り、就業規則は、従業員に周知してこそ意味があると考えます。

 

理解してもらえる就業規則を作ることがポイントです!!

 

従業員にとってわかりやすい就業規則を作り、オープンな関係性こそが、働きやすいと感じるポイントなのではないでしょうか。

 

見直すなら今!オリジナルの就業規則

アイアールでは、法律のプロとして、経営者さまと個別で打ち合わせし、オリジナルの就業規則を作成する支援を行っています。

経営者さまのお悩みを様々な角度から解決できるようご提案させていただきます。

 

なかには、経営者さまもご存知なかった権利や義務を知っていただく機会にもなります。

 

アイアールでご提案させていただく就業規則には、各項目ごとに解説を入れています。

例えば、休日の定めで週休二日制となっていた場合、週休二日制についての解説をいれています。

分かりやすいイラストも入っているのでとても好評をいただいていると担当者も自慢しております(笑)

その分就業規則のボリュームは少し大きくなりますが、すべては従業員の方に理解してもらい、少しでも相互理解を深めてもらえたらと考えているからです。

就業規則は法改正のタイミング以外でも、時代の変化に沿って改正していく必要があるものです。

働き方の変化にそって、就業規則を変えていく。

従業員もその変化を理解して対応していく。

 

お互いが努力し合って歩み寄ることで、きっと本当の意味で働きやすく、長く会社を支えてくれるパートナーを育てることができるのだと考えます。

まずはその一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?

 

就業規則の見直しって、なにから始めたらいいの?

どのくらいの期間で完成するの?

就業規則を改正したら、施行までどんな手順を踏んだらいいの?

 

などなど、ご不明点などございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。