2018.09.28
新入職員目線で 雇用契約を考える
相談顧問
こんにちは!アイアールの新人、藤田です。
御社では、雇用契約時の書類はどのようなものを用意されているでしょうか?
雇用契約書、誓約書、身元確認書類など、色々あるかと思いますが、実はこの入社時の書類が、気付かないうちに新入職員のモチベーションを下げてしまうことも…!
今回は、私が実際に体験したエピソードを元にお話しさせていただきます。
実際に体験しました
とある会社の内定を頂き、入社書類一式が自宅に郵送されてきたときのこと。
封筒を開けてみると、労働条件を示す書類が一切入っていませんでした。
実は、面接試験時に労働条件について確認しようとしたのですが、なんだかはぐらかされたような回答しか頂けず、詳しく確認することができなかったのです。
入社書類で確認できると思っていたので、内心がっかりしました。
かわりに入っていたのは、ずらっと20項目以上が書かれた「誓約書」。
しかも、その誓約書の一番最初に書かれていた言葉は、今まで見たことも聞いたこともない、カタカナの単語でした。
インターネットで調べてみましたが一件もヒットしません。恐らく社内用語だと思われます。
労働条件がはっきりと示されないまま、意味の理解できない「誓約書」へのサインを促されるというのは、非常に不安な気持ちになるものです。
労働条件について再度問い合わせた結果、求人票に書かれていた内容とも若干の乖離が…
結果、内定を辞退させていただく結果となってしまいました。
明解な雇用契約書類で、第一印象をUPしよう!
近年の求職者は、いわゆる「ブラック企業」を避けたい気持ちから、雇用条件や雇用契約時の書類にも敏感です。
まして、新入職員にとって、これから入社する会社というのは、まだまだよくわからない存在。自分の生活や人生もかかっているわけですから、どうしても疑心暗鬼になりがちなのです。
仮に、入社書類の記載内容に疑問を感じたとしても、内定をもらったばかりの会社にあれこれ細かく質問するのは、新入職員にとって、容易なことではありません。
雇用契約時に不安を感じれば、そのまま内定辞退してしまう方もいるでしょうし、働き始めたとしても会社への不信感が払拭できず、早期離職に至ってしまう可能性も考えられます。
もちろん、「雇用契約時に不安を感じたので」なんて理由を言って去って行く人はいません。
だからこそ、問題に気付けないままになっていることも多いのです。
雇用契約は、新入職員にとって、会社への第一歩。会社の第一印象となるものです。スマートな雇用契約で第一印象をUPして、内定辞退や早期離職を防ぎましょう!
御社の雇用契約書類は、新入職員のやる気に応える内容になっていますか?「今のやり方に問題があるのかどうかがわからない」「どんな内容なら新入職員さんに安心してもらえるかな?」
そんな時には、ぜひアイアールにご相談ください。